ロンドンの観光地の様子、地下鉄やバスでの移動、サッカー観戦などロンドン初心者の体験談を綴りました。2007年9月のイギリス・ロンドンの個人旅行記です。
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 ロンドン滞在7日目の朝  Victoria Coach Station  乗り遅れた?乗り遅れたぁ!  Victoria Coach Stationのこと徒然なるままに  ロンドン→カンタベリ
 Canterbury Cathedral(カンタベリ大聖堂)  カンタベリの町  St.Augustine's Abbey(聖アウグスティヌス修道院跡)  カンタベリ→ロンドン
 Earling Common  Ramada Javis

 ロンドン旅行記 Day7
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ロンドン滞在7日目の朝
ロンドン滞在7日目、6泊以上の連泊の予約が取れなかったので、別のホテルに移動する必要があった。am9:00前、MY PLACE HOTELをチェックアウト。次のホテル、Earling CommonにあるRamada Earlingには、夜にチェックインするつもりで、それまでMY PLACE HOTELで荷物を預かってもらうことに。この日はカンタベリー物語と大聖堂で有名な、カンタベリーにロンドンから日帰り旅行に出発。

Victoria Coach Station
ロンドンからカンタベリーへのアクセスは、鉄道よりバスの方が乗車賃が安かったので、バスで行くことにした。Victoria駅から少し(3〜5分)歩き、バスターミナル(Victoria Coach Station)には9:20頃に到着。「Tickets and travel agency」への案内にそってチケット売場に行くと、10人くらいの行列が出来ていたが、すぐに自分の順番が来た。時計は9:25、窓口で9:30出発の乗車券を買おうとしたが、遅すぎたせいで買えなかったToT。。仕方なく次のバス(10:30出発)の乗車券を購入(12.4ポンド)。その後、明日行く予定のBrighton(ブライトン)までのバス乗車券を購入したりして、しばらく待合所で時間を潰すことに。

乗り遅れた?乗り遅れたぁ!
出発予定時刻10:30、乗車口の7番ゲートまえには結構沢山の人が集まっていた。ところがゲートの奥に停まっている「007 DOVER via CANTERVURY」と表示されたバスは、一向に動く気配がなかった。しばらく待っていると、「10 minutes late」と出発時間が遅れているという放送が入ったので、フリーペーパー(英語)を読みながら、搭乗開始の放送を待つことに。しばらくフリーペーパを読み続けていたが、一向に放送がないので段々イライラしてきた。やっとこさ頭を上げて周囲を見ると、さっきまで停まっていたバスがない!!この時10:50。

「乗り遅れた!」直感的に実感したが、急いで7番ゲート近くにいた係員に聞くと、さっき出発したよ、とのこと。文字通り「OH! NO! Really!?」と。今思えば、7番ゲート前が混雑していたので、となりの6番ゲート前に移動して、しかもバスに背を向けて座り込んでいたのが間違いだった。。さらに出発時間延期の放送があったので、てっきり搭乗開始の放送もあるものだと思い込んでいたのも間違いだった。。おまけに、普段読まない英語のフリーペーパーを100%集中して読み込んでいたのも間違いだった。。ふふ、こんなもんさ初めてのロンドンのバス旅行だし…と開き直り、チケット売場に行って再発券(3ポンド)してもらい、結局11:30出発のバスに乗車することに。

Victoria Coach Stationのこと徒然なるままに
バスの待合所では、色んな国の言葉が聞こえてきた。スーツケースなど大きな荷物を持つ人が多かった。服装も人それぞれだった。半袖Tシャツだけの人、フリースなど冬物ジャケットを着込んでいる人、セーターやマフラーしている人、素足にサンダル履きの女性もいたりと、本当にバラバラ。(自分は、長袖Tシャツ1枚でちょうどよかった)

バスを待っていると、色んな人が集まっているなあと実感。隣で歌う黒人女性、左前のチャイナ系の女の子2人組み、右前で世間話する初対面同士の白人男性と女性など。

11:00まえから次第に混雑してきたVictoria Coach Stationは、そんなところでした。あと、なぜか屋内なのに、鳩が時々飛んでいました(笑)

ロンドン→カンタベリ
11:30出発と言いつつも、結局バス乗車開始が11:35。運転手が客の人数チェックして、ようやく11:45出発。バスは、テムズ河南の町の中を走り、次第にセントラルロンドンから離れていった。カンタベリーに到着する頃には、羊や馬がいる緑の景色が増え、ニョキっと空に突き出したカンタベリ大聖堂のトンガリ屋根が前方に見え出した。空は曇り空。

13:40、片道約1時間50分かけて、カンタベリ到着。ショッピングセンター隣にある割と大きな屋外バスターミナルには、予想以上に多くの人がいた。

Canterbury Cathedral(カンタベリ大聖堂)
バスターミナルから適当に歩くと、カンタベリー大聖堂の入口に到着。観光客がたくさん集まるっていたので、目に付きやすかったです。入場料5.5ポンドを入口で支払い、敷地内に入ると、大きな聖堂のトンガリ屋根が青空にむかって突き刺さっていました。カンタベリ大聖堂は、イギリス国教会の総本山とのこと。青空と石造りの大聖堂との色のコントラストが綺麗でした。

大聖堂の中を一通り見学した後、中庭や裏庭を見てまわりました。途中、図書館にも立ち寄り、所要約50分程度でした。続いて、カンタベリの町歩きへ。

カンタベリの町
第一印象は、大きすぎず小奇麗な町でした。学生や観光客の姿を多く目にしました。平日でもそこそこ賑やかな所でした。ビルなんぞなく、GAPやマクドナルドなどおなじみのお店もありましたが、町に溶け込むようにありました。確実にロンドンよりゆっくり出来ると思います(笑)

カンタベリの町の中心地(観光客が訪れるメインエリア)は城壁で囲まれています。広くないので、West Gate Towersからバスステーションまで町を横断するのも、徒歩10分あれば十分かと思います。途中でお店に寄り道しなければ(笑)

バスステーションの近くから城壁の外へと続く地下歩道の壁には、カンタベリー物語の舞台ということもあり、物語の場面がペイントされていました。

また城壁の上は、普通の歩道です。バスステーション側の上り坂を上がると城壁の上に行けたのですが、買い物袋提げた人、ジョギングする人、スーツ姿の人、日常生活たっぷりといった様子で、歴史が溶け込んだ町といった印象を受けました。

St.Augustine's Abbey(聖アウグスティヌス修道院跡)
バスステーション近くの城壁の外側、少し歩いたところに古い(6世紀に建立されたと言われる)修道院跡が保存されています。それが、敷地を囲む鉄柵のすきまからも、野ざらしの廃墟の様子がみえるSt.Augustine's Abbey(聖アウグスティヌス修道院跡)です。適当に茶色い煉瓦の塀越しに見学していると、そろそろロンドンに戻るバスの出発時間が近づいてきたので、戻ることに。

カンタベリ→ロンドン
カンタベリのバスステーションは横に長〜い所です。夕方のバスステーションには、学生の姿が多く、結構たくさんの人がいました。ロンドン行きのバス乗場は、チケット売場すぐ隣(ショッピングセンター側のバスステーションの端っこ)です。「D5」と表示された乗場で待っていると、「007 LONDON」と表示したバスが到着しました。16:40乗車。カンタベリの滞在時間は約3時間でしたが、ひととおり観光するには、ちょうどよかったです。ショッピングとかしてたら、短かったかもしれませんが。。

16:50にロンドンに向けて出発したバスは、2時間20分掛けて、19:10ロンドンVictoria Coach Stationに到着。その後、Earl's CourtのMY PLACE HOTELまで戻り荷物を引き取り、Earling Commonへ引越し開始。

Earling Common
Earling Commonは、ロンドン地下鉄マップのD1(左端っこの中央)にある駅です。路線はピカデリーラインとディストリクトラインの2本が通っています。なのでアクセス的には便利ですが、駅にエスカレーターやエレベーターが見当たらなかったので、この日は、スーツケースをプラットフォームから階段で運ぶ羽目に。。平日20:20頃、Earling Common駅は、数人がパラパラ降りた程度。構内には特にお店はなく、ケバブ屋とレンタカー屋が隣接する小さなところでした。駅前には、PUBや小さなレストランや食料品店が数件ありました。Earl's Courtと比べると小さな郊外の駅といった印象です。

Ramada Javis
Ramada Javisは、Ealing Common駅から徒歩3〜5分の所にある大型ホテルです。Ealing Common駅の1つしかない改札を出て、目の前の道を左にまっすぐ歩いていくと、右手に見えてきました。

部屋の第一印象は、「広っ」でした(EarlsCourtの次だったので..)。慣れればさほど広くは感じませんでしたが、ロンドン市内に多い狭いホテルと比べれば、一目瞭然な広さです。(ロンドン市内が狭すぎだと思いますが。。)

部屋自体は清潔で落ち着いた雰囲気でした。バスタブもあり、不便なく入浴できました。冷蔵庫はありませんでしたが、ミネラルウォーターのボトルが無料サービスされていました。また紅茶やコーヒーも自由に飲めました。宿泊料には朝食が含まれており、7:00amから大きなレストランでブッフェスタイルの朝食がとれました。メニューも多く、ハム、チーズ、ソーセージ、ベーコン、目玉焼きやスクランブルエッグなどブリティッシュスタイルの朝食以外にもクロワッサンやフルーツ数種類があり、日替わり朝食セットに出来るくらい品数が多かったです。レストランにはPUBカウンターも隣接していました。

ホテル自体の快適さはいいと思います。ゾーン1,2の同じ料金レベルのホテルと比べると、こっちの方が部屋の広さ、朝食のグレードが高いと思いました。

が、地下鉄を利用する場合は、ゾーン3ということがネックになるかもしれません。ロンドン市内中央へのアクセス所要時間、例えばVictoriaコーチステーションにいく場合は、約1時間見ておいたほうがいいと思います。

そんなホテルへの引越しも無事終了し、この日の旅程終了。明日は白い絶壁セブンシスターズが楽しみだぞっと。

そちぷのロンドン旅行記2007
Victoria Coach Stationのチケット売場
そちぷのロンドン旅行記2007
Victoria Coach Stationの待合所
そちぷのロンドン旅行記2007
カンタベリー行きのバスが出発する7番ゲートまえ
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Victoria Coach Stationのパン屋さんにて
そちぷのロンドン旅行記2007
カンタベリーのバスステーション。ロンドン発着はD5乗場。
そちぷのロンドン旅行記2007
カンタベリーの町。平日でも観光客多かったです。
そちぷのロンドン旅行記2007
イギリス国教会の総本山、カンタベリー大聖堂。
そちぷのロンドン旅行記2007
カンタベリーの町にて
そちぷのロンドン旅行記2007
野ざらし状態のSt.Autustines's Abbey(聖アウグスティヌス修道院跡)
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城壁から見渡すカンタベリーのバスステーション
そちぷのロンドン旅行記2007
夜のEarling Common駅正面
そちぷのロンドン旅行記2007
夜のEarling Common駅の周囲
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Ramada Javisフロントにて
そちぷのロンドン旅行記2007
Ramada Javisで泊まった部屋
ロンドン現地時間



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掲載内容はイギリス・ロンドンでの体験に基づいた個人的な意見です。各人の責任においてご利用くださいませ。