ロンドンの観光地の様子、地下鉄やバスでの移動、サッカー観戦などロンドン初心者の体験談を綴りました。2007年9月のイギリス・ロンドンの個人旅行記です。
Day 1 Day 2 Day 3 Day 4 Day 5 Day 6 Day 7 Day 8 Day 9 Day 10
 9月中旬のロンドンの朝  バッキンガム宮殿  セント・ジェームズ・パーク  ホース・ガーズ  ビッグ・ベン  ハレーパレード…お葬式?  ウェストミンスター寺院
 スタンフォードブリッジに到着  BOXオフィスにて  メガストア  スタジアムイン  プレミアリーグ観戦(チェルシーVSブラックバーン)  試合終了後のスタンフォードブリッジ

 ロンドン旅行記 Day2
前の日記へ HomePageに戻る 次の日記へ

9月中旬のロンドンの朝
ロンドン初日の夜は、冷房をいれる必要なく、長袖Tシャツと短パンでよく眠れた。 時差のせいで何度か目が覚めたが、朝起きると、ベッド横の窓の外には、きれいな青空が広がっていた。

My Place Hotelの1階(イギリスのエレベーターのボタン的には0だが)には(食堂みたいな)小さなレストランがあり、宿泊料金には、そこでの(Continental式というらしい)ビュッフェスタイルの朝食が含まれていた。 メニューは多くはなく、(コーンフレークとか)数種類のシリアル、ヨーグルート、ハム、ゆで卵、フルーツポンチといった感じ。 レストランに行くと何人か客がいた。適当に皿に盛って食べることに。 イギリスの食事はまずいという話も聞いていたが、可もなく不可もなくといった普通の食事を済ませてホテルを出発することに。

Buckingham Palace(バッキンガム宮殿)
ホテルを出て、Earl's Courtの駅へと向かう。まずはバッキンガム宮殿に行くことに決定。 前日に買っていたオイスターカードを入れた財布を、JRスイカと同じように改札機にかざすが、微動だにしない。。結局、オイスターカードを直接、改札機の黄色のマークにかざすとゲートが開いた。行先間違いしないように電光掲示板を確認して地下鉄に乗車。

10:30頃、バッキンガム宮殿の最寄りのビクトリア駅に到着。 ビクトリア駅はロンドンで一番大きな駅らしい。 地下鉄駅、鉄道駅、(少し歩くが)バスターミナルもある大きな駅だった。 とりあえず駅の外に出ると係員がいたので、バッキンガム宮殿までの道順を質問することに。 係員は指差ししながら慣れた手つきで親切に教えてくれた。 そこから1本道で徒歩約15分、バキンガム宮殿正門に到着。 途中、土産物屋も結構あり、近づくに連れ、道路脇に停車している観光バスも増えた。 近づくほど観光客も多くなるので、わかりやすい所だった。

周囲を適当に歩いた後11:00頃から、衛兵交代式を期待しつつ正門横にスタンバイ。 何時に始るのか知らなかったが、次第に増えてくる他の観光客も、衛兵交代式を待っているように見えたので待つことに。そのうち、隣にいたおばさんが話しかけてきた。 兵隊はどっち方面から歩いてくるか知ってますか?と質問すると、衛兵交代式が1日おきに行われ、今日ではなく明日ある事を教えてくれた。「Really!?」とがっかりすると、宮殿横のSt.James Parkが綺麗な公園であること、(毎日衛兵交代があるという)ホースガーズを薦めてくれた。 近所に住んでいる人で、記念写真屋さんだというおばさんは、親切な人だったが、 頼みもしない記念写真をとりそうな雰囲気になったので、Anyway, Thank you.と残してその場を離れることに。

St.James Park(セント・ジェームズ・パーク)
セント・ジェームズ・パークは、バッキンガム宮殿の前にある長〜い公園だ。 敷地内には、水鳥が泳ぐ池があり、芝生の上をリスが走ったりもしていた。 大きな木がつくる日陰が適当にあり、ピクニックしている家族や、ベンチでゆっくりしているカップルもおり、ゆるりとした時間が流れていた。 20分ほどかけてバッキンガム宮殿から公園を突っ切った。

Horse Guards(ホース・ガーズ)
バッキンガム宮殿からセント・ジェームズ・パークを突っ切ると、ホースガーズに(偶然)到着した。 一見して何か観光名所っぽくみえたので近づいていくと、観光客がたくさん入っていく入口があった。 中に入ると、赤い服きた兵隊さんがおり、観光客が記念写真を撮っていた。 この時はじめて、ここがホースガーズだと気付いた!直立不動の兵隊さんの周囲はカメラ片手の観光客だらけ。 至近距離からフラッシュたかれても、微動だにしない兵隊さんがいた。 大変そう。自分だったら絶対うっとうしいと思った(笑) 出口まで歩くと、今度は道路(Parliament St.)沿いの両サイドに、馬に乗った兵隊さんがいた。 そこも記念写真撮る観光客が結構いた。 パシャパシャ写真撮られても微動だにしない兵隊さんも暴れない馬も、さすがと思わず感心。

Big Ben(ビッグ・ベン)
ホースガースの前の道路(Parliament St)を渡り、テムズ川方向に歩いていくと、ビルの隙間からロンドンアイが見えてきた。 テムズ川沿いの遊歩道を歩くと、茶色い泥水のようなテムズ川の水の色がよくみえた。 ビッグ・ベン方面に歩いていくと、徐々に観光客の姿が多くなり、ウェストミンスター橋の遊覧船のチケット売場には行列ができていた。 そこまでくると、ビックベンはすぐそこ。とんがった屋根の四角柱の大きな時計が、国会議事堂の横にドーンと聳えていた。 ウェストミンスター橋を渡り、テムズ川の対岸からビッグ・ベンの写真を撮ったりした後、再びビックベンの下に行くと、 なにやら観光客が道路沿いで何かを待っている様子。警官も出動し交通整理していた。

ハレーパレード…お葬式?
今にも何かイベントがありそうな雰囲気だったので、少し待っていると、警官隊が素早くウェストミンスター橋の交通規制を開始。 そうこうしているうちに、大型バイク特有の大きなエンジン音が鳴り響いてきた。 霊柩車らしき黒塗りの車を先頭に、ハレーダビッドソンよろしくバイク野郎が後に続いて、どんどん目の前を走りぬけいていった。 道路沿いはすっかり観光客の人だかりが出来ていた。ビックベンの麓の道沿いにあるチャーチル元首相の像の前を、ハレー軍団が爆走していた。。 15分ほど楽しんだが、まだ終わりそうになかったので、ウェストミンスター寺院にいくことに。

Westminster Arbbey(ウェストミンスター寺院)
ビッグ・ベンの隣に、セント・マーガレット教会とウェストミンスター寺院があったので、中を適当に見学することに。 墓碑が彫られた床、棺や彫刻が施された壁、たくさんの観光客がいた。 木製のごつい(背骨の矯正にはよさげな)有名な戴冠式の椅子もあった。個人的には30分あれば十分だと思いました。

スタンフォードブリッジに到着
ロンドン市内からスタンフォードブリッジへ地下鉄で行くには、ディストリクトラインEarl's Court駅からWinbrudon行きの電車で2駅目Fulham Broadway駅で下車。 試合開始(17:15)の約3時間前だったので、まだ誰もいないだろうな、と思いつつEarl's Court駅から乗車すると、早くも青いレプリカユニフォーム姿のチェルシーファンの姿が予想以上にあった。(早っ!) Fulham Broadway駅からスタジアム周辺にも、すでにチェルシーグッツを売る露店や、公式パンフレットを売る人の姿もあった。 Fulham Broadway駅からスタジアムへは、駅前の一本道を左に徒歩約5分。めちゃ分かりやすい。 途中、2,3人から「Ticket」と話しかけられたのが、たぶんダフ屋だったと思う。 スタジアム前にはパブがあり、結構お客が入っていた。

BOXオフィスにて
まずはオンライン手続きしていたチケットを受け取りに、BOXオフィスへ。 試合開始約3時間まえのBOXオフィスはオープンしていたが、行列はなかった。 近くにいたスタッフに、事情を説明するとBOXオフイスの中の人に説明してくれて、窓口に案内してくれた。 そこでチケットの入った封筒を受け取り、日本の住所にはチケット郵送をせずBOXオフィスで預かっていた旨(2日前にメール問い合わせした回答で初めて知ったこと)を説明してくれた。 BOXオフィスでは、当日券や3日後のチャンピオンズリーグのチケットも売られていたので、ついでにCLチケットを購入。バックスタンド1階ゴール横で36ポンドなり。

メガストア
BOXオフィスで用事を済ませた後は、隣のメガストアに行くことに。 去年訪れたバルセロナのメガストアよりは小さいが、2階建てで売り場面積は結構広い。 商品ラインナップも多く、この日はめぼしい品をピックアップすることだけに。が、気付けばあっという間に30分以上たっていた。15:00頃、スタジアム敷地内でJumboHotDog(3.2ポンド)を買い、遅めの昼食。

スタジアムイン
スタジアム入場開始は、試合開始2時間前の15:15だった。 入口でカバンの口を広げて荷物チェックをし、チケットをみせて入場。16:30頃まで偶然出会った日本人ファンの方と一緒に、スタジアム内のフードコーナーで色々話してから座席に移動。 スタンドにいたスチュワードにチケットを見せると、座席の場所を指差しながら教えてくれた。座席自体は見つけやすかった。ウェストアッパー席の周囲は、試合30分前には約70%、試合開始前にはほぼ100%埋まっていた。 15:15予定通りキックオフ、空はまだ青かった。

プレミアリーグ観戦(チェルシーVSブラックバーン)
観戦席は、サイドスタンドの2階席の端っこの方(WEST STAND UPPER, ROW:16, 60ポンド)でした。 試合観戦を通して、観客のマナーの良さを感じました。試合開始時間も関係あると思いますが、カメラのフラッシュは後半途中まで見かけなかった。基本的にON THE BOALの時(ボールが動いている時)は撮影は控えるのがマナーだと思うが、後半途中18:30過ぎくらいから若干日が落ち始めてくるので、所々フラッシュが目に入った。携帯電話のカメラで撮影している人もいましたが、個人的にカメラ持っている人自体、去年観戦したカンプノウより少なく感じました。 プレミアリーグ全体として一眼レフはNGのスタジアムが多いようですが、撮れる撮れないでいうと、OFF THE BOALの時しか撮影しないというマナーさえ守れば、雰囲気的に多分何も言われなかったと思います。実際、ウェストアッパーにもスチュワードがいましたが、ノーチェックでしたし。フラッシュたかなければ、特に何も言われなかっただろうな、というのが率直な印象でした。

試合終了後のスタンフォードブリッジ
試合終了約5分まえから、少しずつ席を立つ人の姿が目に付き始めましたが、ほとんどの人は試合終了のホイッスルを聞いてから一斉に席を発っていました。 試合終了10分後には、ほとんどの観客がスタンドを後にしていました。 (知らずに)まだスタンドに残っていたら注意されてしまいました。。

スタジアムを出ると大混雑。普通なら徒歩3〜5分の最寄り駅までも、びっしり人で埋まっていました。騎馬警官も登場していました。 駅に向かって行列は2つ出来ていました。ほとんど動かない右側の行列と、ゆるりと前に進めた左側の行列です。 左側の行列に従い、着た時(試合開始の約3時間前)には利用した改札口に行くと、シャッターが下ろされており、利用できなくなっていました。。 初めて知ったのですが、チェルシーの試合があった日は、専用の地下鉄乗場(入口自体がちがう)を使うことになるとのこと。 もう一度、行列の後ろに戻り、今度は右側のあんまり動かない行列に並ぶこと。。その行列はじぇんじぇん進まず、19:50頃ようやく前に進みだした。一度進みだしてからはスムースに動き、19:55頃には乗車できた。もちろん列車内は満員電車状態。

20:00頃、Earl's Court駅で降りて駅前のレストランで晩御飯をすませて、21:00頃ホテルに到着。 終日よいお天気で、長袖TシャツとジーンズでOKなロンドン初日でした♪

そちぷのロンドン旅行記
MY PLACE HOTELの朝食
そちぷのロンドン旅行記
バッキンガム宮殿正面へと続く路上
そちぷのロンドン旅行記2007
バッキンガム宮殿正面まえ
そちぷのロンドン旅行記2007
バッキンガム宮殿
そちぷのロンドン旅行記2007
セント・ジェームズ・パークのなか
そちぷのロンドン旅行記2007
ホース・ガーズにて
そちぷのロンドン旅行記2007
ビッグ・ベン
そちぷのロンドン旅行記2007
ウェストミンスター寺院の案内板
そちぷのロンドン旅行記2007
Fulham Broadway駅まえ
そちぷのロンドン旅行記2007
試合開始約3時間前のスタンフォードブリッジ正面
そちぷのロンドン旅行記2007
スタジアム内のBOXオィス
そちぷのロンドン旅行記2007
メガストア
そちぷのロンドン旅行記2007
試合観戦中の2階席周囲の様子
そちぷのロンドン旅行記2007
試合終了後、駅へと続く行列
ロンドン現地時間



前の日記へ TOPに戻る HomePageに戻る 次の日記へ
掲載内容はイギリス・ロンドンでの体験に基づいた個人的な意見です。各人の責任においてご利用くださいませ。