ロンドンの観光地の様子、地下鉄やバスでの移動、サッカー観戦などロンドン初心者の体験談を綴りました。2007年9月のイギリス・ロンドンの個人旅行記です。
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 ウォータールー駅にて  ストーンヘンジ  ソールズベリ大聖堂  マグナ・カルタ  ソールズベリの町  ピカデリー・サーカス

 ロンドン旅行記 Day4
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WaterLoo(ウォータールー駅にて)
ラッシュアワーがまだ覚めやらぬ9:00am頃、ウォータールー駅は予想以上に混雑していた。 テムズ川南にあるウォータールー駅は、ロンドンアイの最寄り駅でもあり、マット・デイモン主演の映画ボーン・アルティメイタムでも登場した駅。 その駅名は、昔フランスとの「ワーテルローの戦い」に由来するとのこと。

この日は、ソールズベリに大聖堂やストーンヘンジを拝みに日帰り旅行することに。 地下鉄の駅から鉄道駅へと進み、数人の行列が出来ていた自動切符売場に並ぶ。 ちょうど、係員(おじいさん)が近くにいたので、ソールズベリまで行きたい旨を伝えると「today?」「one way or 2 way?」と質問された。 「yes, today, 2 way for one person」と答えると、代わりにタッチパネル式の券売機をぱっぱと操作してくれた。 50ポンド紙幣は使えないらしくクレジットカードで支払いを済ませた。往復の鉄道料金27.2ポンド。 係員のおじいさんは、切符を買った後、プラットフォーム入口の上の大きな電光掲示板を指差して、プラットフォーム番号と発車時刻を教えてくれた。 とても親切な係員でした。電光掲示板で確認したプラットフォームに停車していた列車の行先を確認して乗車。 適当に乗った車両の空いている席に座っていると、列車は定刻どおり9:20出発。

Stonehenge(ストーンヘンジ)
ロンドンからストーンヘンジのあるソールズベリまでは列車で約1時間20分。 ソールズベリには10:40頃に到着。駅には小さな観光案内所があり、そこでストーンヘンジまでの往復バス券を購入できた(7ポンド)。 バス乗場は、駅正面を出て少し左側に歩いたところ。壁にストーンヘンジ行きのバスの時刻表が掲げられていたので待つことに。 しばらくすると「3 Stonehenge」と表示された赤い2階建バスが到着した。 往復券を運転手にみせて乗車。車内には結構たくさんの乗客がおり、ほとんどがストーンヘンジ行きの観光客だった。

ソールズベリの駅からストーンヘンジまではバスで約20分。バスが停車した所は、草原の中にぽつーんとある駐車場といった感じ。 観光地なので、平日でも観光バスが何台も停まっていた。観光客も結構いました。バスを降りると、結構風があった。 長袖Tシャツだけでは少し肌寒かった。駐車場横の道の向こうに、巨大な石柱群が見えていたので、さっそく近づく。

道路を渡った所のフェンス沿いには、カメラ片手の観光客がたくさんいた。フェンスの向こうには巨大な石柱群。 おぉ〜あれがストーンヘンジかと感動。フェンスの中に入るには入場料を払う必要があるのだが、巨大な石柱にタッチできるわけでなく、石柱の周りの散歩コース(石の数メートル外側)に沿って歩いて観光できるだけだったので、フェンス越しの観光で済ますことにした。 実際、ばっちり見えているので、それで済ます人も結構いた。

ストーンヘンジの観光自体は30分もあれば十分だと思いました。 ストーンヘンジからソールズベリへ戻るバスは約1時間に1本の運行だったので、(若干長めでしたが)ちょうどよい時間でした。 基本的にだだっ広い草原の一部なので、何もない所です。ちいさなカフェテリアがあるだけ。雨宿りするところもないようでした。

Salisbury Cathedral(ソールズベリ大聖堂)
ストーンヘンジからソールズベリ駅に、バスで戻りました。有名な大聖堂のとんがり屋根は、駅からでも見えているので方向音痴にやさしい街でした(笑)大聖堂のとんがり屋根を目印に、適当に街の方へ歩くことに。Queen Elizabeth Gdns(クイーン・エリザベス公園)を通り抜けて、ソールズベリの町の中心へと近づくと、次第に観光客の姿が目に付き始めました。真っ先にソールズベリ大聖堂に行きましたが、グリーンな芝生の上に聳える巨大な姿は、寄付金5ポンドを支払ってでも聖堂内部を見学させるには十分な様相でした(笑)聖堂内には学芸員(皆おじいちゃんかおばあちゃん)がおり、色々ガイドしてくれました。

写真撮影に関しては、大聖堂の中はOKですが、Chapter House(チャプター・ハウス)と呼ばれるマグナカルタを展示している部屋だけは写真撮影NGでした。

マグナ・カルタ
チャプター・ハウスは大聖堂の中にある八角形の別室で、ステンドグラスで飾られている綺麗な部屋でした。そこに、現存する中で一番保存状態のいいと言われるマグナカルタがありました。緑色の表面にはっきりと、黒い文字が刻まれていました。ここの保存状態のよさは、後日見た大英図書館に残るマグナカルタと比べると一目瞭然でした。チャプター・ハウス自体、明るい場所なのではっきりとよくみることができましたが、大英図書館は、展示室自体が薄暗かったです。また、ここは学芸員さんが気軽に話しかけてくれたり、日本語の説明カードを貸してくれましたりと、とても親切でした。

Salisbury(ソールズベリの町)
大聖堂を観光した後、ソールベリの町を適当に歩くことに。ソールズベリは中世の雰囲気が残る観光地で、ぶらり歩きには最適な広さ。石畳の道、洒落た看板を出す店先など、こじんまりとした町の印象です。ショッピングセンターもありました。また町のあちこちに、駅や大聖堂への案内板(矢印)もあったので、初めてでも歩きやすかったです。平日のせいか観光客自体は、ストーンヘンジと比べると少なかったです。観光の所要時間としては1〜2時間でちょうどいい感じでした。

ソールズベリの町の中心を散歩しまくった後、駅に戻り16:40ロンドン行きの列車に乗車。5分ほどして列車は出発。しばらく窓の外を眺めていたのですが、曇り空がまた青い空になっているのに気付きました。本当にコロコロ変わる天気だなぁと実感。列車は18:25終点ウォータールー駅に到着。そのまま鉄道駅から地下鉄駅に移動して、ピカデリー・サーカス周辺を探検することに。

Piccadilly Circus(ピカデリー・サーカス)
サーカスといってもピエロではなく、広場のことです。大都市ロンドンの中心地なので当然なのですが、平日夕方のピカデリー・サーカスは、ソールズベリとは文字通り一転。人・人・人でした(笑)カメラ片手の観光客、スーツ着たリーマン、仕事帰りの人の姿など。キューピッド像の周囲の様子を、例えるなら、週末の新宿アルタ前(待合せ場所)。でもそれは、同じ大都市東京とは一味違う風景でした。

適当に(オイスターカード買っていたので)バスに乗車し、バス2階席からピカデリー・サーカス周辺を観光してから、適当な場所で下車。適当に夕方の街を観光しながら歩いていると、ボンドストリート駅に到着。そこから地下鉄JubileeラインでWestminsterまで行きEarl's Court(ホテル最寄駅)に戻りました。近所のレストラン(すっかり行きつけの店)で夕食をすませ、この日の旅程終了なり。

そちぷのロンドン旅行記2007
WaterLoo(ウォータールー駅にて)
そちぷのロンドン旅行記2007
自動券売機の隣の係員さん
そちぷのロンドン旅行記2007
Salisbury(ソールズベリ駅正面)
そちぷのロンドン旅行記2007
ソールズベリ駅に到着したストーンヘンジ行きのバス
そちぷのロンドン旅行記2007
ストーンヘンジ。フェンス越しに写真撮影する人の様子。
そちぷのロンドン旅行記2007
クイーン・エリザベス公園からでも見えた大聖堂のとんがり屋根
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Salisbury Cathedral(ソールズベリ大聖堂)
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ソールズベリの町。ショッピングセンター前の交差点にて。
そちぷのロンドン旅行記2007
夕方のピカデリー・サーカスのエロス像の周囲の様子
ロンドン現地時間



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掲載内容はイギリス・ロンドンでの体験に基づいた個人的な意見です。各人の責任においてご利用くださいませ。